ここが、わたしが居場所でありたい 2
最初は、食べないことにイライラして、ぺちんと頬を叩いたのが始まりでした
娘のびっくりした顔をみて、はじめて、自分の感情が伝わったと思ってしまいました
そこから、少しずつ、ごはんどきに叩くのが習慣化して
どんどんと回数が増えて、怖くなってきて
3歳児検診のときに、様子がおかしかったのか、保健師さんから電話がかかってきました
誘われて、「子育てが辛いお母さんの会」に参加したりしていました
そこは、本気でしんどそうな方が多くて… わたしなんて、家もあって頼れる親も優しい夫もいて、友達もいて下の子は手がかからなくて、娘も順調に育っているのに、なにがそんなに辛いんだろう
ただ甘えているだけなんじゃないか
こんなこと、親にも夫にも申し訳なくて言えない…
でも参加しているからには行かなくちゃと思って、毎回、ずーんとした気持ちで帰ってきていました
なんのために参加していたんだか😂
そんなとき、メナードの仕事に出会いました
仕事をしているうちに、娘に手を上げる回数が少しずつ減っていきました
思えば、私に必要だったのは「やること」と「口実」と「自由に使えるお金」だったのです
下の子を預けて1人になる口実
人と会う口実
「こんなわたしが、友達に遊ぼうと言ったら迷惑かも」ってなぜか思っていたので、エステのついで、美肌レッスンのついで、お化粧品のお届けのついでに、お話をする
そして収入を得て、まずは自分のお化粧品を買う。娘が生まれてからずっとドラッグストアの安いお化粧品を使っていたけど、きっとそれは「形の残らないものを自分のためにお金を使う罪悪感」があったから。「仕事だから」自分にお化粧品を使ってもいいという口実
仕事だから、お洋服を買ってもいいという口実
仕事があるから、今日は娘が食べなくっても仕方ない
そしてなにより、「ありがとう」と言ってもらうことで、達成欲が満たされる
少し年上の方から、ご自身の子育ての体験を教えてもらうことができる
同世代の人とは、「うちも一緒ー!」と笑い合うことができる
ずっと気になっていた「親業コミュニケーション」の講座をうけることができたのも大きかったです
いまこういうことが起きている、こうやって声かけしたらいい、こんな解決方法がある、という手法を知ることができる親業コミュニケーションは、とってもよかった
自分の辛い気持ちの解消や、学びにお金を使い、お金を使うことでそれらを真剣に学ぶことができて
そうやってわたしは少しずつ、心の安定を取り戻していきました
厳密に言うと、今でも声を荒げたり、時々手を上げてしまいます 夕食に1時間かかっているときとか、自主学習をやりたいのは娘自身なのに、いつまでも始めないときとか
怒りたいわけではないのに、冷静に伝えられない自分がいます
アンガーマネジメント、なにそれ美味しいの、です
でも仕事のおかげか、年齢のおかげか、自分がなににイライラして、どうしていま余裕がないのか分解をして考えて
あとから「さっきは怒りすぎた、ごめんね。あなたはこういう気持ちだったね? でもママは嫌なんだ。どうしたらいいかな」って言えるようになりました
伝わってるかな。でも伝わっていなくても、何度でも伝えたらいいって、やっと思えます
母親って、産んだだけで、子育ては未経験で、不完全だから
また長いので続く…
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